僕は大阪府に住む22歳の浮世絵師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは、「土地付き区分所有建物」と言われています。それぞれの部屋を所有する個人は、「区分所有者」と言われています。マンションの維持・管理・修繕などについては、この「区分所有者」で構成される管理組合によって行われています。維持・管理・修繕などの方針や計画、実施は、この管理組合の総会の決議によって行われています。この維持・管理・修繕などに要する費用は、「区分所有者」から徴収される共益費・管理費・修繕積立金などによって賄われています。また、敷地の部分については、「区分所有者」の持ち分の割合(専有部分の床面積と全体面積の割合)に応じて、共有となります。区分所有者」が所有する「専有部分」には、専有用使用権があり、自己の部屋以外にも、バルコニーや玄関ドア等が含まれています。
また、マンションの建物は、「区分所有者」が個人で所有する「専有部分」とすべての「区分所有者」が共有で所有する「共用部分」で構成されています。この「専有部分」は、「区分所有者」が自由に使用できる部分で、維持・管理・修繕などを個人で行うことになります。「共用部分」は、マンションの階段、廊下、エントランスホール、エレベータ室などで、「区分所有者」の共有となる部分です。この「共用部分」は、「建物の区分所有等に関する法律(「区分所有法」)」により「法定共用部分」とされるものと、マンションの管理組合の管理規約により「規約共用部分」とされるものの2種類があります。この「規約部分」は、登記をしなければ、第三者に対抗することはできません。