僕は広島県に住む47歳の記者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは一戸建てとは違い建物の全てを買うわけではありません。あくまで大きな建物の一部屋を買うだけなので、自分の所有している範囲とそうでない部分があります。マンションで所有者が持てる範囲は専有部分といわれます。この専有部分とは住んでいる部屋のことで、部屋のなか全体を専有部分といいます。それに対して通路やエレベーターなどは共用部分といわれ、この部分は住民が共同で管理するところです。共用部分としては廊下などがありますが、実はドアや窓などものその範囲に入っています。ですからトアなどは自分で勝手に変えることが出来ず、もし変えるならば管理組合に相談する必要があります。またベランダもそうなので勝手に改造することは出来なくなっています。
この共用部分は個人が権利を持っていないので、利用する時は管理組合に相談する必要があります。例えば廊下に宅配のサービスで利用したものを置くときや、エレベーターの使用に対する問題などは管理組合に話を通さないと対処が出来ません。ただ一般常識的な権利は有しているといわれているので、共用部分であっても管理組合が絶対的な権利を持つわけではないです。そこに住む住民ならば常識の範囲内で利用する分には自由なので、管理組合が無理を言っている時は否定することも可能です。例えば一階に住んでいる人がエレベーターを使えないなどの制限は、管理組合でも勝手に決めることは許されていないです。マンションの共用部分は共同管理が前提なので、何かをしたければ他の住民と相談して対処すると上手く行きやすいです。