マンションの共用部分と使用方法(山口県/美術家/24歳/女性)

私は山口県に住む24歳の美術家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには専有部分と共用部分が存在します。専有部分は購入した部屋の設備全てです。これは購入しているので自分の物として扱うことが出来て、他の住民や管理者にはそれを侵害することは出来ません。共用部分はそのマンションに住んでいる住民全ての所有するスペースとなり、管理者によって定められた使用方法に従って利用することが出来ます。規約に反する行為を行ったり、勝手に自分のスペースにすることは出来ません。マンションの共用部分はエントランスや階段、エレベーター室などです。つまり自分の部屋から一歩出れば、その物件全体が共用部分となります。共用部分は住民全員の物であるので、修繕積立金はそういった部分の修繕にも補填されます。


こういった住民全員の所有となっているスペース私物を置くことは許されません。また特定の制限がそれぞれ設けられています。これはマンションによって変わってきます。例としては、屋上に上がる際には管理者の許可を取らなければならないというものです。これは何日前に許可を取らなければならないなど細かく決められており、住民はそれに従わなければなりません。他にはエレベーターには自転車を乗せてはならないという場合もあります。このように特定のスペースを利用する際には細かいルールに従うことが絶対条件であり、自分だけのものではないという認識の元で利用しなければなりません。必ず契約時に利用方法についてチェックしておくことが大切です。