私は京都府に住む38歳の鳶職です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは一戸建てと違い多くの人が一緒に住む建物です。そのため個人で所有できる所と、全体で保持する所にわかれます。そして全体で保持する所を共用部分といいます。この共用部分の範囲が実は結構広く、住んでいる部屋の一部もその中に入っています。たとえば部屋の壁や窓ドアなどは、個人の所有ではなく全員で保持しているものです。そのため個人の事情で勝手に工事をしたり、取りかえることは出来ません。その部分を工事したければ、マンションの管理組合に相談をする必要があります。またベランダも共同で保持しているところなので、勝手に利用することはできなくなくなっています。ただベランダ部分は部屋の住人にもある程度権利があるので、問題にならないレベルならば自由に利用することが出来ます。
このマンションの共用部分では、もうひとつ知っておいたほうがいい事があります。それは税金や維持費の問題で、この共同で保持している部分の負担は住んでいる住民全員で支払います。その時に管理に工夫をしないと思わぬ負担になることがあります。共用部分はエレベーターや通路を含みますが、この部分にかかる電気代はかなり高額です。ですからそれをそのまま負担するとかなりの額になります。最近は建物の電気代を軽減できるプランを提示している業者がいますから、負担が大きいならば検討してみるといいです。税金については、マンションの庭部分の税金が大きくなることがあります。マンションには立派な庭がついていることがありますが、ああいう所は大きな税負担になるので調べておいたほうがいいです。