僕は茨城県に住む68歳のフリーライターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションの値引き交渉は成功するのでしょうか。新築マンションを購入する際、ほんの少しでも安く買えたら、引越し費用や家具の購入費用に回せますから、かなり助かります。そこで、八百屋の店主と大根の値引き交渉をするように、マンションでも不動産業者との間で値引き交渉を上手にすることが可能であるか、検討したいと思います。実際、大きな不動産業者を相手に、交渉の素人である買い手が値引き交渉を行うことは、困難に思えます。知人に聞いて回っても、成功例を聞くことは少ないです。しかし、不動産であっても、売買は売買ですから、交渉の余地が全くないわけではありません。ダメ元でもよいので、多少の交渉を試みたほうがよいでしょう。

値引き交渉を行った結果、相手が、あまりすぐに交渉に応じた場合、その物件には問題がある場合があります。たとえば、事故物件である場合です。不動産業者は、事故物件であることを隠し、他の部屋と差をつけない金額で売り払おうとすることがあります。しかし、事故物件であるうわさを聞きつけた買い手がやってきて、値を下げるよう強く求めることがあります。こうした場合、不動産業者は、なるだけ早くその物件を処分してしまいたいわけですし、マンション全体のイメージが下がることを恐れ、買い手の要求をすぐにのみ、安い金額で売り払おうとするのです。買い手が意図せずに行った値下げ要求に、業者がすぐに応じたことによって、事故物件であったことが判明する場合もあります。