マンションの値引き交渉について(宮城県/シンガーソングライター/30歳/女性)

私は宮城県に住む30歳のシンガーソングライターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


飲食品や衣類など、日常小売店で購入できる些細な商品を値引きしたことのある方はおられると思います。フレンドリーな空気に乗って交渉してみたら成功、と言うパターンは時々みられるものです。しかし一般的にマンションを購入する際に値引き交渉をしたことのある方は少ないのではないでしょうか。しかし購入する際に一度は値引き交渉をしてみることは、業界を知る方からすれば常識的なことでもあります。竣工済みのマンションが売れることもなく立っているところを見かけたことのある方は多いものです。このような竣工済み物件は販売員としても早く売却したいものであり、一般的に値引きをする「狙い目」と言われています。ご購入をお考えの際は是非探してみて下さい。


また、決済月に近くなればなるほど販売する側もマンションを売りたい焦りが強まるものです。そのような時期を狙って値引き交渉をすれば、3割4割などかなりの額の割引に成功すると言うケースも聞かれます。このような交渉は「時期」を外さないことが重要なのです。またマンションの販売には不動産側の取り分である仲介手数料がとられるものです。不動産自体の金額ではなく、仲介手数料の減額を狙って交渉するケースもあるようです。交渉する際はきちんとしたローンの返済能力を示しておくことも大切です。計画性のある顧客だと分かれば販売する側も信頼感が生まれ、「この人に買って頂こう」と言う気持ちが生まれるものです。この辺りは普通のマンション購入と変わらない姿勢が大切です。