マンションの値引き交渉について(沖縄県/書道家/29歳/男性)

僕は沖縄県に住む29歳の書道家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンション売買の場合、その物件が売り出された価格ですんなりと購入する人はまずいません。取り引きする対象が中古物件である場合には、ほぼ100%の確率で値引き交渉が行われるのが普通です。不動産取り引きの素人である個人がマンションの価格を値引いてくれと交渉するなんてと躊躇してしまう人が少なくありません。しかし、中古物件の売り出し価格というのは必ずしも適正な市場価格になっているわけではありません。販売活動に入る前に不動産会社が査定を行ないますが、売主の希望で査定額よりも高めの売り出し価格にされる場合が多いです。なぜかと言いますと、ほとんどの売主は住宅ローンを組んでマンションを購入していますので、最低でも残債はペイしたいなどの思惑が働くためです。


中には何らかの事情によって非常に売り急いでいて、最初からかなり低い価格設定にしているケースもありますが、相場よりも高いのではないかと感じられた場合には、遠慮なく値引き交渉を行うようにした方がよいでしょう。交渉の結果、200~300万円程度の値引きがなされるケースがザラにあります。売主の方も最初から値引き交渉される分を見込んだ価格設定にしているケースが多いので、案外希望が通るケースが多いです。実際の交渉は、不動産取り引きのプロである不動産会社の担当者がやってくれますので、気まずい思いをしてしまうような心配もありません。相場よりも高い価格設定にしていると、いつまで経っても買い手がつかないということになりますので、売り出しから時間が経っている物件の方が高額値引きを期待することができます。