マンションの値引きスタイル(和歌山県/陶芸家/47歳/男性)

僕は和歌山県に住む47歳の陶芸家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの値引きは、当初の何割引きである、といったことを大々的に宣伝して行うものではありません。当初の金額より何割下がったかを、チラシなどで明らかにしてしまっては、マンション全体の価値が下がりますし、最初に高い金額で部屋を購入した買主との間で不公平感が出てしまうからです。しかし、マンションに限っては、一切値段が下がることがないかといえば、そうではありません。値引き交渉が全く役に立たないわけでもありません。業者としても、厄介な売れ残りは防ぎたいと思っており、なるべく早く全ての部屋を売りたいと考えているからです。では、マンションの値引きは、どんな形で行われているのでしょうか。隠れた値引きの実態をみてみましょう。


キャンペーンをうつ方法が、まず挙げられます。500万円相当オプションキャンペーンなど、オプションとして相当の値引きを行うのです。それから、本来、買主が負担すべき登記費用を、不動産業者がもってくれるなどのサービスを提供することがあります。ポイント付与という形で、現金ではありませんが、実質上の利益を与える方法もあります。さらに、モデルルームとして使用して、家具付きで売り払う方法がとられることもあります。モデルルームとして使用すれば、堂々と値下げした状態で売ることができるので、業者としては非常に便利なのです。買い手としても、金額自体が下がるだけでなく、家具まで一式ついてくるというのですから、かなりお買い得になります。