私は兵庫県に住む46歳のバスケットボール選手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の分譲マンションが販売される際には、まだ建築工事が始まっていないような段階から具体的な販売活動が開始されます。多くの場合、魅力的なイメージイラストが描かれている販売予告広告が配布されます。しっかりとした紙質の広告やパンフレットがたくさん作成されて、新聞に折り込まれたり、ダイレクトメール等で送付されます。そして、その後しばらく経ってから、建設予定地の近くにモデルルームがオープンされるケースが多いです。デベロッパー側ではモデルルームを訪れた客のデータを分析して、より効果的な販売活動を行う努力をするのが普通です。数ある新築マンションの中には、竣工予定日の1年以上前に販売活動を終了してしまうようなところもあります。
オープン直後のモデルルームへ出向いて行って値引き交渉をしたとしても、値引きしてもらえる可能性はほぼゼロです。デベロッパーが、来場者のレスポンスの分析も終わっていないような段階で安易に値引き交渉に応じるようなことは絶対にありません。逆に、閉鎖間際のモデルルームへ行った場合には、値引きしてもらえる可能性が十分にあります。モデルルームを閉鎖してしまうと、客に対する効果的な広告手段を失ってしまうことになりますので、閉鎖前に完売してしまいたいと考えるデベロッパーがほとんどです。その時期に残っている部屋はある意味で売れ残り物件ばかりですが、思わぬ掘り出し物が残っている可能性もあります。ですので、モデルルーム閉鎖のタイミングを見計らって出向くという方法がかなり有効です。