僕は長野県に住む36歳の撮影監督です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションに値引きが発生するのには幾つか理由があります。まずは、その物件を提供する事業者の都合によるものが挙げられます。その事業者の今後の動向が安定しており、少々の値引きはあまり影響しない、余裕がある状態であれば、身を削ってでも数を売りたいと考えるのです。その反対に、その物件がその業者にとって赤字物件であったり、なかなか部屋が埋まらなかったりすると、すぐにでも部屋を埋めてお金が入ってくるように値引きをするのです。誰も住んでいない部屋はただの減価償却にすぎません。たとえ1部屋だけであっても、購入に伴うお金はたくさん発生し、大金が動くようになります。そのため、事業者は一時的にでも価格をいじることがあるのです。
そしてマンションの購入者自らが交渉して値引きを実現させることがあります。まずは信頼のある事業者や、何かしら繋がりがあり、交渉にも柔軟に対応してくれるような事業者を選ぶのです。一般的なことを言えば、マンションを購入する際は提示された値段に従うのが普通です。一戸建てではないので、同じマンションの居住者等との兼ね合いもあり、あまりにも大幅な変更はきかないからです。しかし、そのような中でも、特別に個人的に交渉に応じてくれるような事業者であれば、上手に対応してくれる可能性もあります。また、購入者自身も値引きを交渉するために説得のできる条件や理由を見つけておかなければなりません。いくらなら買う、等とこちらから値段を提示してしまうのも一つの手です。