マンションの値引きは可能なのか(和歌山県/グランドスタッフ/20歳/男性)

僕は和歌山県に住む20歳のグランドスタッフです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入は人生の中で、1、2位を争う高額な買い物です。今後更なる増税が確定する可能性は0ではありませんので、購入見当を考えている方は多いかと思います。購入価格は何千万、何億と様々ですが、通常購入価格より安く手に入れたいのが心情でしょう。マンションの様な高額な買い物は、値引きなんて出来ないだろうと一般的には思うでしょう。ですが実際は、値引きが可能な場合もあるのです。売主の提示した額を、はいそうですかとそのまま購入してしまうのは考えものです。ですが始めから「値引きしてくれませんか」などという安易な交渉は、結果に結び付きません。勿論すべてのマンションが値引き交渉可能ではありませんが、購入見当中の方は頭の片隅に置いておくと良いでしょう。


先ずは狙いを定めます。人気の高いマンションは値引き交渉に応じなくとも完売しますので、交渉成立の可能性は0に等しいでしょう。ですから狙い目は売れ残り間近なもの、もしくは長い間売れ残っているもの、更には売主が売却を急いでいるものです。新築が希望の場合は、売れ残り間近のものが狙い目です。例えば販売戸数が350戸だとしましょう。残り10戸位となった時などが、チャンスなのです。表面上は、新築マンションは値を下げての販売はしません。後々近隣住民同士のトラブルの種となるからです。ですから水面下での取引となります。残り10戸は何故残ったかには、理由があるはずです。エレベータ前の部屋なのか、エントランスの扉の音が室内にまで響くのかなどです。残った事には必ず理由がありますので、それを見極め交渉にあたってみて下さい。必ず成功するとは限りませんが、試してみては如何でしょう。