私は大分県に住む56歳のチェリストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションは通常の新規販売では定価で買った顧客の手前、おおっぴらに値引きが出来ない商品となっています。したがって完成前に値引きの交渉をしてもほとんど取り合ってもらえないのが実情です。しかし完成引渡し時にキャンセルがでたり売れ残ったものは管理費などもかかってくるためある一定の時期に必ず業者が処分をする時期というのがやってくることになります。モデルルームの家具をつけますとかオプションをつけますといったものがではじめるといよいよ値引きのタイミングが近いと考えていいものとなります。実際こうした物件は仲介業者によって中古物件に近いような形で売買されることもありますので、出来る限り目立たぬようなプロモーションが行われることが多くなります。

定価よりも安くマンションを新築で購入することができれば、それに越したことは内わけですが、ただ一旦よく考えなくてはならないのは、なぜ売れ残りになったのかという問題です。たとえば同じマンションの中でも間取りが悪いとか、日当たりが良く合い方向の物件であるとか、なにか理由がないかチェックしておくことは必要になります。単にキャンセル物件で売れ残ったものであれば問題はありませんが、安かろう悪かろうにならないように気をつけることだけは怠らないようにしなくてはなりません。また周辺にさらに条件のいい物件が登場したことによる売れ残りというケースもありますので、競合する物件についてもしっかり調べた上で結論を出すことが重要です。