マンションの値引きについて(兵庫県/シナリオライター/27歳/男性)

僕は兵庫県に住む27歳のシナリオライターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


時々、「えっ」と思うほど値引きされている分譲マンションを見たことはありませんか。しかも中古やわけあり物件というわけでもなく、立地もそれほど悪くないにも関わらずです。そのからくりとは何なのでしょうか。それは、次の条件が当てはまっている物件が多いです。その条件とは、不動産会社の売り上げが相当よく、決算が相当な黒字になっている場合です。黒字だからもう売らなくていいやとはなりません。そういう安定して利益が出るときにこそ、翌年以降の赤字になりうる物件を安くてもいいから処分しておきたいのです。また、赤字になりうる物件以外にも、在庫処分セールのような形で、残り空き部屋数が少なくなっている物件も値引きされることが多いのです。


では、その値引きがされやすい時期とはいつなのでしょうか。それは、2月終盤です。だいたい3月に決算を迎える不動産会社が多く、そこに向けて調整を考え始めるのが、1月終盤から2月上旬です。そこから本格的に指示が出されるのが、2月中旬で2月終盤にはPRが加速化していっているからです。そこでマンションを買おうと思うわけですが、探し方が比較的難しいです。なぜなら、値引きという言葉は、批判を招く可能性が否めないため使われないからです。では、どのような言い回しになっているのでしょう。それは、「新価格」や「キャンペーン価格」といった言い方です。また、値段自体は変えずに、家具や据え置きのものを豪華にすることで、実質価格を安くしているところもあります。これらのキーワードで2月終盤に探してみれば、良い値引きマンションが見つかるかもしれません。