私は和歌山県に住む28歳の企業オーナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
2013年の新築マンションは、販売件数、販売価格ともに上昇を続けていました。また、中古マンションも人気が出てきて、契約件数、販売価格も上昇傾向にあります。マンション価格の上昇は、本年4月に引上げられた消費税のため、値上げ前に購入しようとする駆け込み需要が大きく影響したといわれています。これから購入を考えている方にとっては、今後の販売価格の動向が気になるところです。今後の動向に影響与える点を考えてみると、2020年に開催される東京オリンッピク開催に伴う土地や建築資材などの値上がり、株価上昇で利益を得た個人投資家のマンションへの投資、円安に伴う海外からの投資マネーの流入など、複合的な要素ではありますが、今後も値上がりは続くものと判断されます。
特に最近は、都心部や鉄道沿線などの交通の便の良い所での建設が盛んで、これは、購買層である30~40代の若い世代に職住接近の志向が強まり、通勤時間の短縮を希望している結果によるものと考えられます。また、従来、郊外での生活の望んでいたシルバー世代にも、都心部への回帰傾向が強まっています。こちらは、郊外に比べ都心部などの物件の方が交通の便も良く、近くに医療機関もたくさんあるなど生活するには便利な上、マンション自体にバリアフリーが整備されている点などが人気になっています。また、人口が多い地域のため、行政サービスも充実している点も挙げられます。このように需要の高さから、今後も都心部での価格は上昇すると思われますが、購入の際には、人気の都心部などを避けて割安な物件が探すことも視野に入れ、立地条件と支払い条件とを比較考慮して検討することも大切と思います。