私は愛媛県に住む53歳の演歌歌手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築分譲マンションの価格は、資材の価格によって左右される面が少なくありません。資材の値上げがあると、それから半年遅れくらいでマンションも値上げになります。半年遅れというのは、既に建築を開始しているマンションは販売価格が決定しており、分譲を始めていますので、資材が値上がりしたからという理由で、急に値上げをすることはできないからです。資材の値上げがあって以降に建築、分譲をする物件から値上がりをするのです。東京でのオリンピック開催が決定して以降は、民間の建設が活発になりつつあります。インフラの整備も見込まれますので、公共工事が増加することも確実です。そのような背景から建築資材の値上がりが続いているのです。
建築資材を供給しているメーカーや商社は強気の価格設定をする傾向にあります。東京オリンピックを控えて土木、建築が活況になるのは確実視されているのですから、値段が高くても資材は売れます。需給関係で需要が大きく伸びるのですから、販売価格が上昇するのは当然です。マンションも東京都内を中心に建築が増加しています。消費税の増税で一時的に販売が落ち込みましたが、回復基調になっています。オリンピックを追い風にしているのは、商業系や事務所系の建築とインフラ整備が中心ではありますが、居住用のマンションにも建築資材の値上がりの影響は如実に出ているのが実態です。国内生産のみならず輸入についても円安の影響もあり、資材は値上がりする傾向にあります。