マンションの価格について(愛知県/航空管制官/36歳/男性)

僕は愛知県に住む36歳の航空管制官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの価格動向調査によると2013年度は平均購入価格が首都圏では4168万、関西圏では3383万となり過去最高の伸びを示しました。特に首都圏と関西圏では大阪市内、神戸市以西などで伸びが大きく2012年に比べて100万以上の伸びを見せ、東京23区においては221万の上昇となったようです。購入された所在地の分布では東京23区が42%、大阪市内が42%を占め大都市における購入者の割合が多いことがわかります。購入するに当たっての重視項目は両圏共に価格が9割以上、次に最寄り駅からの時間が8割5分、住戸の広さが約7割という順になっています。又、購入の決め手になった物件の環境としては両圏ともに日当たりの良さが1位となっています。


次に首都圏では収納スペースやリビングの広さ、住居からの眺望や角部屋、地震対策の順になっているところ、関西圏においてはリビングの広さ、住戸からの眺望、角部屋、地震対策、収納スペースの順となっています。新築マンション購入者も中古マンションとの並行検討者が4割を越え、この数年は同じような状況にあると見ています。2014年4月からの消費税増税でマンションを買おうかどうかで迷っていた層が購買意欲に火をつけられた部分も大きいと思われます。アベノミクスに対する景気回復期待と、買うなら消費税増税前という心理が新築、中古共に購買へと向かわせた可能性もあると見ています。今後マンションを中心とする価格の上昇については価格の割安局面は終わり、住宅賃料の上昇や賃金の増加が実現するかどうかにかかっているという見方もあります。