マンションの住宅ローンの返済タイプとは(秋田県/ITコーディネータ/62歳/女性)

私は秋田県に住む62歳のITコーディネータです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの住宅ローンの返済タイプには、元利金等返済と元金均等返済の二種類があり、それぞれにメリット、デメリットが存在します。元利均等返済は完済まで毎月一定額を返済し続けるというもので、返済計画が立てやすいというのが最大のメリットです。しかし、返済期間が長期にわたる場合、元利均等返済では最初の方では利息分しか返済することができません。このため、最初のうちはなかなか元金を減らせないというのがデメリットとなっています。一方元金均等返済は毎月の返済額を階数を重ねるごとに減らしていけるという返済方法です。この返済方法には、元利返済方式より返済総額を減らすことができるというメリットがあります。しかし、当初の返済額が多くなってしまうのがデメリットです。


現在は住宅ローンの金利は元利均等返済でも元金均等返済でも大差はありませんので、返済計画が立てやすい元利均等返済のほうが有利であるといえます。低金利が続いている現在では返済期間を上手に調整していけば順調に返済を続けていくことができます。金利が3パーセント以上で35年返済の住宅ローンを組んだ場合、元利均等返済では利最初の20年は利息を支払わなければなりませんが、同じ返済年数でも利息が3パーセント以下であれば25年で借金を完済することができます。低金利の時代では繰り上げ返済をする予定を織り込んで長期返済の借り入れをするのではなく、元利均等返済にして返済期間を短くするような借り入れをすれば、もっとも金銭的な負担を軽くしてローンを完済することができます。