マンションのローン審査での心構え(和歌山県/映画プロデューサー/42歳/男性)

僕は和歌山県に住む42歳の映画プロデューサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


ローンの返済が始まるのは、マンションが完成して引き渡しが済んだ後になります。金利も財形融資以外は事前審査の時点ではなく、引き渡し月の金利が適用されることになります。そのため、場合によっては金利が変わってくることもあります。完成がかなり先のマンションを契約した場合、多少金利が上がる可能性も含めた資金計画をしておくことが大切です。金融機関も事前審査の段階では、審査金利として、その時点の金利より高めの金利で計算しています。審査の書類を出して2週間経っても返事が来なかったり、必要なものは揃っているのに、別の書類を提出するように求めてくるケースは、不動産会社に相談して、別の銀行を当たってもらったほうがよいか確認が必要です。


他の金融機関で、希望通りの金額で住宅ローンを認めてくれるところもあるのです。ローンの返事は、お見合い結果や就職の内容とよく似ています。早い返事は良い返事で、遅い返事はお断りということです。しかし、それは自分のことを否定しているのではなく、考え方やお互いの事情が合わないだけなのです。希望条件が合わない金融機関と無理して付き合うことはないのです。経験のある不動産会社の営業マンだったら、その点をよく分かっていますし、ローン担当者は金融機関との交渉のプロです。条件のいい人と、多少厳しい人のローン案件を同時にお願いするという交渉方法も行います。いずれにしても、マンションを買おうと考えている人は、節約して頭金を少しでも増やすことが鉄則です。