僕は岩手県に住む54歳の落語家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションのローンを組むときには無理をしないことです。基本的には不動産を買う時にはかなり安定して支払いができるところにしたほうがよいです。高い買い物です。人生で最も高い買い物であるといっても良いくらいです。ですから、出来るだけ頭金を用意しておくことです。そうすることによって、ローンを組む金額が少しでも少なくなります。これが大事なことです。最近では頭金が不要なマンションがいくらでもありますが、基本的にはお勧めできないことですから、用意しておいたほうが良いです。借りるお金を少なくしたほうが良い、というのは金利を支払うことになるからです。金利の支払いは、出来るだけ少ないほうがよいに決まっていることなのです。
まず、マンションを買う金額ですが、自分の収入をよく認識することです。具体的な指標をいいますと年収に五倍くらいが限界であるとされていますから、これを覚えておくことです。つまりは、年収が七百万円の場合は三千五百万円くらいのマンションをローンで買うことができる、或いはそれが限界、ということです。金利の支払いも含めますと三パーセントの金利で二十五年の返済だとしても総計で五千万円弱くらい支払うことになります。つまりは、金利の支払いだけで一千五百万円弱くらい支払うのです。ですから、マンションを買う時には出来るだけローンを組む期間と金額を少なくするのです。ローンというのは、無理をするのは絶対に避けたほうが良いことです。