僕は広島県に住む50歳の力士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する場合、一括キャッシュで購入できる方は少数派ですので、ほとんどの方が住宅ローンを利用して購入することになります。そして、住宅ローンは長年に渡って返済しなくてはならないものですから、無理をしない返済額に留めるということがとても重要になります。そして、返済額を抑えるためにはには購入するマンションの価格自体を抑える方法、または頭金などを多く支払う方法などがあります。また、頭金を入れずに購入する場合には、住宅ローンの残債よりも住宅の価値が下回ってしまうといういわば逆ざや状態になりますから、この部分のリスクもしっかりと頭に入れておいてください。逆ざや状態とは、言い換えれば何らかの事情でマンションを売却したとしても住宅ローンの支払いが終わらないということなので、とてもリスクの高い状態になります。
不動産屋はマンションを売るのが仕事ですから、なるべく高額な物件を売ろうとしますし、その後の私たちの生活の面倒を見てくれるわけではありません。ですから、「これぐらいの支払いであればみなさん支払っているので大丈夫ですよ」などという謳い文句にまどわされず、しっかりと自分が毎月支払える金額というのを把握しておくことがとても大切なのです。また、住宅ローンの目安として、年収の5倍以内とか、給料に対する返済比率が25パーセント以内とか、そういった指標がありますが、これはあくまでも目安であってこれにもとらわれすぎるべきではありません。やはり一人一人生活スタイルもありますし、年齢などの属性もありますから、総合的に判断することが求められるのです。