マンションのローンは無理なく借りられる事(島根県/航空従事者/51歳/男性)

僕は島根県に住む51歳の航空従事者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入し、利用するローンを選ぶのと同じくらい大切なのが、いくら借りるかを考えることです。マンションなどの情報誌では、ローンの返済額は25%以内が目安とされていることが多いですが、無理なく借りられる額を計算することが大切です。例えば、年収が500万円の家庭の場合、税金や社会保険料を引くと手取り年収は420万円程度になります。年収の25%を返済すると、残りは295万円になり、12ヶ月で割ると月額で25万円弱になります。これでは将来のための貯蓄ができません。そもそも年収が500万円でも子供がいる家庭と、いない家庭では生活費が異なります。収入や家族構成によって返済に充てられる額は違うのです。


家賃並みの返済額なら返していけると考える人も多いですが、マンションを購入するとローンの返済以外に固定資産税がかかる他、管理費や修繕積立金が必要になります。返済額が今の家賃と同程度でも、その分支出が増えるため家賃並みを鵜呑みにすると苦しくなる可能性があります。そのため住宅ローンで借りる金額は、返済できる額をベースに考えるのがいい方法です。毎月返済できるのはいくらで、その返済額なら借りられるのは幾らという順序で考えるようにします。家計をもとに毎月返済できる額を考える時には、現在支払っている家賃の年額と1年間に貯金している額を合計し、ここからローン以外の固定資産税や管理費などの住居費と、貯金に回した額を引き算し、残った額を12で割ったのが毎月の返済額の目安です。