マンションのモデルルーム見学のポイント(青森県/気象予報士/69歳/男性)

僕は青森県に住む69歳の気象予報士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションの購入を検討される時、販売センターに併設されているモデルルームを見るのか、実際の建物や部屋を見るのかで、チェックするポイントが変わってきます。ここでは、モデルルームについてご紹介します。最近のモデルルームの見学は、多くが予約制になっており、コースが組まれています。一番最初に、物件紹介の動画を視聴するのが一般的です。この動画は、数分のものもあれば、20分程度の映画仕立てになっているものもあります。動画では、その物件のセールスポイントが紹介されるわけですが、雰囲気に飲み込まれないよう気をつけて、全体像をざっくりとおおまかにつかむことが大切です。紹介動画の上映中は、照明が落ちるのでメモはとれません。


モデルルームはあくまでモデルなので、それと同じ物件を購入するとは限りません。ここで大切なのは、各タイプに共通する要素を見ることです。例えば、玄関ドアや床面の仕様、廊下幅や天井高が共通する要素となります。設備関係でいえば、キッチン、トイレ、風呂場といった水まわりも共通要素となります。また、モデルルームのどこかに、実際に使用される外壁材が貼ってあるはずです。実際に触って、耐久性、高級感はどうなのかなど、その風合いを確認しましょう。触っていいものは、とりあえず一通り全部触って感触を確かめることをおすすめします。また、将来介護が必要になった時、車椅子は通れるのか、人を抱えて歩けるのかを考慮に入れて、廊下の幅も必ずチェックしましょう。