僕は鳥取県に住む66歳のITコーディネータです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
もし将来の住処として、マンションの購入に入った場合、まだ建設前のためのモデルルームで検討する場合と、実際の建物や部屋があるかどうかで注意すべき点が異なります。建物完成前のモデルルームの場合、自分の検討している間取りをそのまま見ることができるとは限りませんので、間取り図から想像して、自分たちにあった部屋なのか、将来子供が増えた場合はどうするのかを検討する必要があります。また、モデルルームには有料のオプションがおおくつけられていることから、あまり過剰な期待をしすぎてしまうと、実際の入居の際に「こんなはずじゃなかった」思ってしまうかもしれません。また、外観もジオラマででも建物の向き、自分の検討している部屋がどこからどのように見えるか、昼夜はどのように見えるか確認したほうがよいでしょう。
一方、すでに建物や部屋が完成しているマンションは、自分の希望している部屋の間取りを見せてもらえることが多いので、実際の建物や部屋から、光の当たり方、騒音、周辺の建物との距離、ごみの管理状況など、実際の管理状態を見ながら、将来の生活イメージが想像できるでしょう。また、すでに入居が始まっている住居であれば、上下左右の住人にどのような人が確認できることもあります。本来であれば完成した物件をモデルルームとしていれば、実際のイメージが持ちやすいのですが、人気の物件では建物完成前の段階で完売してしまうこともありますので、日ごろから間取り図から生活イメージを持つ習慣をつけておけば、いざ気に入った物件を見つけた時もスムーズな行動がとれるでしょう。