私は東京都に住む40歳の家庭教師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
住宅展示場に行って、一戸建ての住宅を見た場合に、多くの人が感じることは、一般の住宅ではないということです。100坪近い敷地に豪華な住宅が建築されているからです。ハウスメーカーとしては、自社の宣伝ですので、立派な建物にするのですが、その結果が現実離れした印象になってしまいます。その点で、マンションのモデルルームは実際に分譲する物件と同じ仕様、同じ広さで作られていますので、現物をイメージすることができます。もちろん、一棟の分譲マンションでも部屋によって広さの違いや窓の方角の違いはありますので、モデルルームはその代表的な仕様になっています。それでも、住宅展示場の一戸建てのように立派過ぎるということはありません。
したがって、マンションを購入する際にはこのモデルルームがとても参考になります。間取りや部屋の広さはそのままイメージできます。家具や調度品は立派なものが設置されていますし、実際の住居であればもっと多くの家財道具がありますが、概ねイメージすることは可能です。部屋の間取り図を使って、家具や家電品の配置などをシミュレーションしてみると更に居住後の状態を想定して検討することが可能になります。モデルルームに巻尺を持ち込んで、間取り図を見ながら家具や家電品を置いた際の位置関係などを確認している人もいますが、これも有効な方法になります。マンションの購入を検討する際にはモデルルームを参考にすることが極めて重要です。