マンションのモデルルームのチェック項目(山口県/パイロット/45歳/男性)

僕は山口県に住む45歳のパイロットです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションのモデルルームでは、著名なデザイナーにインテリアコーディネートを頼むことがあるので、プロのコーディネートに目を奪われて、建物本体のチェックを疎かにして即決してしまわないようにすることです。今や建物の耐震性のチェックは必須で、標準的な耐震構造の他に、より揺れを少なくした制震・免震構造のものもあります。また、そのマンションの立つ地盤はどんな地盤なのか、地盤にあった基礎形状になっているか、「構造図」を見せてもらって自分でチェックすることが大切です。また、実際の建設地とは別な場所に建てられることがありますから、気に入った物件があれば、現地にも足を運んでみて駅からのアクセス、周辺環境、騒音、日照なども調べます。


それから、将来のリフォームのことも考えると、二重床・二重天井の物件を選ぶことも重要です。同じ間取りでも、向きや階層によって価格が大きく違ってくるので、ライフスタイルに合った向き・階層を選びます。防犯性・安全対策の整っていることも、子どもがいる場合には特に注意します。住戸だけでなく、共用部に何があるか確認します。共用部の維持費は管理費から捻出され住人にの負担になるため、本当に必要な施設か検討します。間取りを選ぶときは、家族構成に見合った専有面積のものを選ぶようにします。見落としがちなのは「住宅性能表示付き物件」かどうかです。「住宅性能表示制度」を利用して建てたマンションなら一定以上の品質を持っており、施工もしっかりしている物件と考えられます。