マンションのモデルルームについて(福島県/製菓衛生師/69歳/女性)

私は福島県に住む69歳の製菓衛生師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


モデルルームとはマンションと同じ間取りの部屋にインテリアコーディネーターが配置したお洒落な家具が置かれた仮設の部屋を見てイメージを掴むことです。購買意欲をそそるために設置されている家具のため、生活しやすさよりも見た目の良さが重視されています。雰囲気ではなく、過ごしやすい作りになっているかどうかを見ていきます。高層マンションの増加により、二重ガラスで防音対策をとるマンションが増えていますが、床の厚みにより上階や階下の人が歩くときに聞こえる振動音が変化してきます。どれくらいの音が響くのかを確認します。他にも、暮らしやすい間取りになっているかどうか、エアコンの設置場所、後から変更が難しいコンセントの場所と数も見ます。


地震の耐震構造は建物の建つ地盤によって変わってくるため、どんな地盤に建っているのかも自分で確認しておきます。モデルルームは実際の建設地とは別の場所に建てられている場合があるため、実際の建築予定地に赴き、交通の便や周辺環境、日照などを現地で見て、周囲に空地があればそこに将来どんな建物が建つかと建物が建った後の予想資料を見せて貰うこともできます。モデルルームがどのようなものなのか見学をし、どういったものなのか感覚を掴めたら複数の物件を見て比較検討することが重要です。それぞれの物件で見学する時間帯を変えて交通量や防犯面などを確認することも大切です。比較検討する前に自分なりのチェックポイントを書き出しておくと便利です。