マンションのモデルルームで確認すべき事(広島県/ホラー作家/55歳/女性)

私は広島県に住む55歳のホラー作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションのモデルルームに足を運ぶ目的は、部屋の様子を確認する事です。モデルルームは、実際の部屋と同じ図面のもと、細部に至るまで実際の部屋と寸分違わぬ大きさで制作されています。そして、壁・床・バス・トイレ・キッチン・照明等は、すべて実際の部屋と同じ材料、製品が使用されています。ですから、モデルルームという仮設の部屋であっても、実際の部屋の様子を確認する事ができます。また、室内は家具等が配置された状態になっていますので、購入後の生活を想像する事もできます。但し、部屋の様子を確認するだけでは不十分です。マンションは言うまでもなく高価です。つまり、失敗が許されない買い物なのです。ですから、部屋以外の事も、しっかりと確認しておく必要があります。


例えば、マンションの構造です。とりわけ日本は近年、大地震を経験していますから、耐震性は確認しておくべきです。モデルルームがある販売センターには、構造に関する情報が掲示されていますから、その掲示を忘れる事なく確認しましょう。詳しく知る為に、販売員に話を聞く事も良いでしょう。また、マンション周辺の環境も確認しましょう。周辺地図も掲示されています。ただ、周辺地図はモデルルームに足を運ばなくても、情報誌やチラシ等で事前に確認する事ができます。しかし、せっかく足を運んだのですから、地図で確認するだけではなく、実際に周辺を歩いてみましょう。周辺の環境は、地図上では分からない場合があります。地図情報を鵜呑みにして購入したら、実は不便な環境だったという事も考えられます。そうならない為にも、スーパーやコンビニ、病院等までの距離を体験し、そして、その道中に問題がないのか予め確認しておく必要があります。