マンションのメリットは生活動線の短さ(北海道/スチュワーデス/70歳/男性)

僕は北海道に住む70歳のスチュワーデスです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てよりもあえて、マンション購入を選ぶ人がいます。一戸建てを購入すると、まさに夢のマイホームを購入できたという実感がわきます。その点、マンションではそこまでの感慨は持てないかもしれません。それでも、多くの人に人気があるのはなぜなのでしょうか。その理由の一つに、生活動線の短さがあげられます。一戸建ては、広々としています。それはよさでもあると同時に、弱点ともいうことが出来ます。広い分、家の中でたくさん歩く必要があるのです。たとえば、洗濯の時が分かりやすい例といえるでしょう。多くの一戸建てでは、洗濯機は一階に設置されています。給水や排水の関係があるからです。しかし、洗濯を干す場所は二階という家が多いです。


二階のほうが、お日様に直接当てることが出来て洗濯物がよく乾くからです。それで、洗濯のたびに一階と二階を往復することになります。一階で食事を作っている時に雨が降ってきたら、二階にあがって洗濯物を取り込む必要もあります。この点、マンション生活にはメリットがあります。すべてが1つのフロアに集約されています。それで、洗濯も同じフロアの中で完結するので、あまり歩く必要はありません。主婦はいろいろな家事を同時に行います。一つを終わらせてから、次の家事という場合だけではないのです。それで、家の中で歩く量が少ないと、複数の家事を同時に行いやすくなります。あちこちを駆け回らなくてすむのです。これはマンション暮らしのメリットです。