私は岐阜県に住む49歳の国連職員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションの主なメリットは同じ立地条件だと一戸建てよりも物件価格が安い傾向にあります。また、将来の修繕計画などが比較的しっかりしています。そして、空き巣や放火などのセキュリティ面ではカギ1本で戸締まりが簡単などの利便性だけでなく、管理人の常駐やオートロック、セキュリティ会社との契約など、防犯面では優位性は高いといえます。一戸建てでそれらを自分で備えようとすると、費用負担が必要になるはずです。また、管理組合への参加などが義務づけられますが、近所付き合いなどを煩わしく思わない人にとっては、近所とのコミュニティができることで精神的にも安心できる生活が可能になります。近所付き合いなどを積極的にすることで、他の居住者と生活面での協力をしやすいです。

将来の資産価値は、立地にもよるが一戸建てに比べるとあまり期待できないが、金銭面で見ると一戸建てのほうがマンションよりも物件価格が高くなってしまう傾向にあります。管理費や修繕積立金、駐車場管理費などがかからないのは一戸建ての大きなメリットといえますが、毎月3～6万円程度の負担があるかないかでは、30年とか40年といった長期になると、少なくとも1,000万円程度、多ければ3,000万円以上の違いになってきます。もちろん、一戸建ての場合は、将来の修繕費を自分で貯めなければならないので、その点でもマンションの方が優位性が高いです。他にも保温面、日照面、害虫面などで一戸建てよりも優位性がある場合が多いです。マンションはほとんど好立地なので、駅やスーパーが近いなど生活しやすい環境が揃っているマンションが多いです。