私は宮城県に住む43歳のきゅう師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入検討している時期は、金銭に対する感覚がくるいやすくなります。普段の買い物では、節約が習慣になっていても、大きなお金を動かす時期にはこの習慣も失われやすいのです。それで、オプション装備をあれもこれもと導入したい気持ちになる人もいます。もちろんあれば便利になるオプションも多いので、つけても問題はあまりないでしょう。では、導入して実際に意味のあるオプションとは何でしょうか。その一つは、部屋のドアのタイプの変更です。標準装備のドアは、開閉式のものです。このタイプのドアですと、ドアの開閉に必要な場所には物を置くことが出来ません。小ぶりな部屋の内側に開くタイプのドアの場合は、部屋の使い勝手にも影響します。
この開閉式の扉を、引き戸に変更するオプションがあります。これは、一見地味な変更に見えて大きな意味を持つのです。たとえば、ベッドルームの扉を引き戸タイプに変更した場合を考えてみましょう。ドアがベッドルーム側に開くタイプの場合、大きなベッドを置く位置が限定されてきます。しかし、引き戸タイプであれば開閉用にスペースを取り分けなくてすみます。その結果、ベッドルームの床を最大限活用することが可能です。また車いすを利用している家族がいる場合にも役立ちます。車いすに乗った状態で、開閉式のドアを開けて部屋の中に入るのは一苦労です。しかし、引き戸タイプであればそのような問題も生じなくなります。それで、引き戸への変更にはメリットが大きいのです。