私は高知県に住む20歳の書家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
今時のマンションというのは、結構「和」と呼ばれる空間を作っていない建物が多くあります。ここで言うところの「和」というのは、「和室」のあるマンションのことを指して言っています。「和」と呼ばれる空間というのを、購入時にはあまり気にしている人は、少ないのですが、実際、長く住んでいくうちに、なんとなく日本式の「和」の部分に触れたくなるというのか、恋しくなるようです。そのために、年老いたときに、そのマンションの一室を「和室」にリフォームをする人が多くいます。それは、小さいときに「和室」という空間で、生活した「和」の心地良さが、どこかに残っていたからということです。これは、アンケートなどでも、購入時に「和室」がなかったからという理由と興味がなかったという理由で、約80%も占めているところもあることからいえることです。
また、それは、「和」のインテリアは好きかという結果ということにもつながり、約70%の人が好きと答えており、これは潜在的なものがもともとあって、何かのブームで火がつけられることで、「和」のインテリアでは物足らず、マンションなどに「和室」がなかった場合、お金に余裕があれば、必要不可欠なものとして、多くの人が「和」の基本である「和室」のリフォームを行うということにつながります。また、この逆も考えられるのですが、意識的に「和室」のないマンションを選んだ人というのは、約10%をちょっと超えるくらいしかいないことでも証明でき、ブームなどの火がついたときには、インテリアとしての「和」というものと「和室」は、大きく増えてくることが予想できます。