マンションの「良い間取り」のポイント(富山県/美術商/50歳/男性)

僕は富山県に住む50歳の美術商です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを選ぶポイントは立地環境や日当たり、防災や防犯などの安全面、室内設備など人によって様々ですが、良い間取りが条件の上位に取り上げらることが多いものです。住みやすさを考えると間取りはとても重要になります。住まいの中で人が移動する経路を線で表したものが生活動線であり、一般的にこの動線が短い方がいいと言われています。動線が複雑だと無駄な動きが多く住み心地に影響を及ぼします。例えばよく利用する水まわり(洗面、浴室)にいろんな方向からアクセスできると便利です。またキッチンからリビング、ダイニングなどを見渡せると家事をしながら子供など他の様子にも目を向けることができます。動線が短いと家族間の距離が短く、特に子育て中は目が届きやすいというメリットがあります。


また片付けやすい収納スペースがあるのも大切なポイントです。物が部屋に出しっぱなしになってしまうのは物が増えて収納スペースが足りないことが多いのです。片付ける定位置が決まっていて、その都度片付けることを習慣化させるには必要な場所に収納スペースが十分あるかどうかが重要です。特に半畳から2畳程度の広さがあるウォークインクローゼットは人が立ち入れるためワードロープが見渡せ、管理がしやすいと好評です。ぜひ間取りにこの収納スペースが適切な場所にあるかどうかチェックすると良いでしょう。このように単にモデルルームを「見学」して外観や内装を見るだけではなく、実際に家族が生活するというイメージをしながら選ぶと自分に合った間取りがだんだんと分かってくるでしょう。