マンションに必要なインテリアを考える(岩手県/工業デザイナー/62歳/女性)

私は岩手県に住む62歳の工業デザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは大きな買い物ですから間取りや環境といった部分に気を使って値段なども考慮する方も多い様ですが、インテリアに関しては後回しとする方も結構多い様に思えます。実際には住んだ後が問題となるのでその辺はセットにして考えるか、もしくは一番重要な要素としても捉えるべき大切な部分だと言えます。と言うのも自己満足でデザイン性を優先したり、お気に入りを何の考えも無く配置してしまうと住み心地を犠牲にしたりして、生活空間を台無しにしてしまう恐れがあるのです。そうなってくると期待通りの生活環境が得られなくなってズルズルとインテリアその物が崩壊していまい、最終的には居心地の悪い空間へと変貌してしまうと言えるのです。


そうならない為にも買う前に見学会などを利用して、家具の配置や部屋と合わせた場合の雰囲気掴みをするのも大事な作業となってくると言えます。モデルルームに自分が必要としているインテリアの資料を持って現場で合わせるのも良いですし、デジカメなどで画像を取って後で合わせるという方法もあります。特に現代ではパソコンなどを使って合成等も出来るので、積極的にこれらを活用する事で素晴らしい生活空間のあるマンションを手に入れられるはずです。ただやはり一人で考えるには限界が見える部分もあるので、そう言った場合はプロを擁する専門店にアドバイスを仰ぐという方法もあると覚えておいた方が良いと言えます。何故ならインテリアは生活する上でのバランスが大事であり、その辺は経験が無いと補え無い事もあるからです。