私は岩手県に住む68歳のコンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
賃貸か持ち家かという議論はいつも話題になります。よく、新築建売物件のチラシや建築会社の営業マンのセールストークに出てくるのが、賃貸では家賃を捨てることになるという言葉が出てきます。チラシにも、月々の支払いがいくらと賃貸住宅の家賃と比較する文章が書いてあるものです。特に、マンションに関してはアパートなどの賃貸物件と比較した金額と比べた時には家賃がかなり高額になります。しかし、ここでいきなり持ち家に飛びついてしまうと計算が大きく違ったという場合がありますから注意が必要です。なぜなら、一軒家でもマンションでも固定資産税がかかってくるからです。マンションには、他にも共益費や修繕積立金といった項目もかかります。
一軒家であれば、当然10年程度で水回りや外壁等の交換が必要になりますから、それなりの修繕費を見積もっておく必要があります。ところで、先ほどの固定資産税というのが気になるところです。固定資産税というのは、土地や家屋などの不動産を所有している人が支払う税金のことです。住宅ローンは完済すれば支払いはありませんが、こちらの固定資産税は土地や家屋などの不動産を所有し続ける限り、支払い続ける必要があります。その税額計算をする際の評価額は固定資産課税台帳に登録された価格となります。その計算は複雑ですので、マンションの場合は個別の事情が大きく影響します。よくわからない場合は、販売担当者に相談した方が無難です。