マンションには共用部分もあります。(広島県/劇作家/37歳/女性)

私は広島県に住む37歳の劇作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションはいろいろな方が住んでいます。自分一人が住んでいるわけではありません。部屋の中は自分の家ですが、玄関ドアやベランダは違います。玄関ドアやベランダは共用部分ということになります。建物の柱や屋上もそうですし、そういう部分は自分のものではありません。共用部分というのは他人のスペースですから、自分勝手に利用できません。建物の柱は重要な部分ですし、変更することはまず無理です。ベランダに物を置くことも可能ですが、あまり大きいものだとトラブルになります。ベランダで許されているのは、喫煙かガーデニングぐらいです。管理人によっては喫煙も難しくなります。マンション自体の玄関に物を置くのはもちろんダメです。


マンションの共用部分は自由に変えることができません。ベランダにソーラーパネルを設置することはできませんし、屋上を緑化することもできません。マンションの外観が変わってしまうようなことをやってはいけません。自由に使えるのは基本的に部屋の中です。自由に使って良いのは、玄関ドアの内側からサッシの内側までになります。この範囲ならば、リフォームできます。部屋の間取りを変更することもできますし、リノベーションすることも可能です。マンションは音の問題がありますが、防音にすることもできます。リフォームやリノベーションする場合は購入することが多いです。賃貸の場合は借りているだけなのでリフォームできません。共用部分は住人のものでもありますが、管理人のものでもあります。