マンションにかかる固定資産税(岐阜県/書道家/62歳/男性)

僕は岐阜県に住む62歳の書道家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税とは、土地や家屋、マンションなどを所有している場合にかかる税金のことを指します。税金の割り当てが決まるのは、毎年1月1日であり、年の途中で所有者が代わったとしても、1月1日時点での所有者が、その年の4月1日から始まる1年度分の税金額をすべて負担するし、納付することとされています。なお、日本国外の不動産資産などについては課税されません。納期は、原則として、4月、7月、12月、2月中に、市町村の条例で定められています。住宅ローンは返済が完了すれば支払う負担が無くなりますが、固定資産税はマンションや不動産を所有している限り、ずっと支払いが続くことになります。マイホーム購入後の侮れない負担になるため、そのことを念頭に置いておくことが重要です。


固定資産税の税額の求め方は、決まった計算式があり、3年ごとに見直される土地や建物といった不動産資産の価格に、標準税率を乗算したものになります。この時の基準にされる不動産価格は購入時のものではなく、不動産の評価額になるため、購入価格よりも安く見積もられることが一般的です。また、マンションの場合では、共用土地や共用施設部分についても持分に応じて税額を負担する必要があります。新築マンションの場合、要件に合致すれば、建物に対する税額が5年間半額になるという優遇措置がとられています。固定資産税は、年4回に分けて納税し、同じタイミングで納税する物に都市計画税もあります。毎月支払いではないため、事前に支払い月を把握しておくことが大切です。