私は新潟県に住む27歳の杜氏です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションや一戸建て住宅などの土地や建物のことを、法律で「不動産」と呼びます。この「不動産」は購入する時、所有している時、売却する時のそれぞれの場面で税金を支払う必要があります。その中でも、「不動産」を所有している人に課せられる税金が「固定資産税」です。この税金は、住宅ローンのように完済すればそれで終了ではなく、所有している限り一生涯払い続けなければならないものです。固定資産税は、面白いことに毎年1月1日の時点で不動産を所有している人に課せられるものなので、極論を言ってしまえば1月2日に購入すると、その年の分は支払わなくて良いことになります。このような裏ワザを上手に使って、マンションなどを購入すると良いでしょう。
さて、ではこの固定資産税は、どのようにして算出するのでしょうか。計算方法は至ってシンプルです。「課税標準額」というものに、標準税率である「1.4%」をかけるだけです。しかし、ここで問題なのが「課税標準額」というものです。これは不動産の購入金額と同義だと思われがちですが、全く異なるものです。「課税標準額」は、国が定めた不動産の価値のことで、3年ごとに見直しがなされます。そして、購入金額よりも安いのが通例です。(購入金額の70%ほど)その理由としては、住宅用地、特に新築物件だと負担軽減の特例措置があり、具体的には新築マンションだと5年間半額という場合もあるからです。ちなみに、固定資産税は毎月支払うものではなく、年に4回に分けて支払うものであることを覚えておきましょう。