マンションにおける地震対策について(青森県/厩務員/53歳/女性)

私は青森県に住む53歳の厩務員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンション住まいをしていると、大きな地震に見舞われた時に様々な被害が想定されます。高層階であれば実際の震度よりもひどい揺れが起こって家具などの倒壊の恐れがありますし、安全装置の作動によってガスや電気が使用できなくなることも考えられます。それに伴いエレベーターも使用できなくなることから、中に閉じ込められて出られなくなるなどのハプニングも発生してしまいます。また、停電によってオートロックが作動しなくなれば、帰宅した人がそこで足止めされてしまい家に帰れなくなってしまいます。鉄筋コンクリート造であるので建物の損壊の心配はありませんが、ライフラインが全て遮断されてしまうため、生活全般が不便になってしまうのです。


そのため、マンションで生活する際には、こういった被害を想定して事前に対策を立てておく必要があります。それでは、具体的にどのような対策を立てる必要があるのか以下に説明をしていきます。まず第一に、常日頃からマンションの防災訓練に参加しておくことが大事です。緊急事態にどのようなルートで避難すればいいのかということをきちんと頭に入れておくようにします。次に、家具の倒壊などの被害をできるだけ抑えるために、倒壊防止のグッズを適宜利用するなどして十分な対策を立てておきます。また、部屋の中に閉じ込められる場合を想定して、室内に十分な水や食料の他、薬や包帯などを常備しておくことが大事です。また、マンションを選ぶ際には、耐震対策が整った物件を選ぶとより安心です。