マンションと頭金の関係について(和歌山県/武道家/58歳/男性)

僕は和歌山県に住む58歳の武道家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入をするときには、少しでも自己資金があった方が安心です。それはなぜなのかというと、マンションは物件の購入をすればそれで終わりということではないからです。購入の際には諸費用が必要になってきます。また管理費や修繕積立金や駐車場の使用量も必要になってきます。物件の購入の際には住宅ローンを組むことになりますが、この場合頭金が多い方がその先の返済が楽になります。実際に頭金の目安とされているのは、物件の購入金額の20パーセント程度用意すればいいとされています。しかし現在ある住宅ローンの中にはこの金額が全くなくても住宅ローンが組めるようになっています。しかし購入金額のすべてのローンを組んだ場合には不安がいくつかあります。


それは景気が動いたときです。景気の動向の状況次第では、物件や土地の価格の値下がりが大きくなってしまう可能性があります。これはどういうことを意味するのかというと、住宅ローンの返済を行っているときに、担保物件の価値よりもローン元金残高の方が大きいという、オーバーローンの状態になってしまう可能性があるからです。このオーバーローンの状態になってしまうと、今の物件を売って新しい物件を購入したときには、なかなか話がスムーズに進まないと言うこともあります。しかし頭金を貯めている間に住宅の価格が高騰したり、住宅ローンの金利が上昇したりといったことも考えられるので、経済の状況などを総合的に判断して、購入の時期を決めるようにします。