僕は愛知県に住む29歳のカスタマエンジニアです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
日本は地震大国といわれ、これまでにも大地震に何度も見舞われている国です。身体に感じない程度の地震なら一日に何十回も発生していますし、身体に感じる地震であっても毎日発生しています。そのことから日本には地震に対する備えとして耐震基準が設けられています。現在、日本の建築物に用いられている耐震基準は1981年に制定された「新耐震基準」です。それ以前に建てられた建物も多くありますが、それらには適用されていないのが現状で、日本の建築物のすべてが新耐震基準をクリアしているというわけではありません。しかし、1981年以前に建てられたものでも適切な耐震工事を施すことで新しい耐震基準をクリアするレベルにまで強度を上げることができるようになってきました。
現在の耐震基準は震度6~7程度の揺れに耐えて倒壊しない強度を求めています。さらに震度5では損傷すらしない強度が必要です。世界的に見ても高い基準が設けられているのです。新築のマンションであればこれらの基準はクリアされているので安心して購入することができます。最近では住宅性能表示制度があり、その住宅の強度が詳しく開示されているので購入前には必ずチェックすることが大切です。更に最近では耐震侍従の開発も進み、揺れの少ない免震マンションなども登場しています。マンションが丈夫だからと安心してはいけません。日ごろの備えとしては家具の固定や万が一の避難経路の確認などをすることは被害を最小限に留める事になるので必ず行いましょう。