マンションと固定資産税(愛知県/大学教授/50歳/女性)

私は愛知県に住む50歳の大学教授です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入すると、その後税金がかかるようになります。住宅ローンの返済以外にもかかってくる費用ですので、頭に入れておくことが必要です。実際いくらくらいかかるのでしょう。まず、「固定資産税」とは、マンションや一戸建て住宅などの不動産を所有しているときなどにかかる税金です。住宅ローンと違うのは、固定資産税はマイホームを持ち続ける限り、支払いが続いていきます。固定資産税はマンションの所有者に課税されるものです。また、課税対象は毎年1月1日の時点での所有者に納税義務が発生します。気になる税額ですが、固定資産税は土地と家屋に対し、一定の計算式で求められます。課税標準額(固定資産課税台帳に登録されている不動産価格)×標準税率(1.4%)=固定資産税額となります。


計算は単純であることがわかりました。しかし、その課税標準額は、3年ごとに価格を見直すことになっています。一定の変更がない限りは原則として、3年間評価額が据え置かれます。また、地価の下落があり、価格据え置きが適当でないと判断されると、価格の修正ができる特例措置もあります。評価額は購入価格と同じではありません。基本的に、評価額より購入価格の方が大きくなります。また、マンションの場合は、共用土地や共用施設部分についても持分に応じて税額負担が必要となります。ですから、独自で簡単に計算できるものではありませんので、販売担当者に必ず確認しなければなりません。また、新築マンションの場合は、5年間半額となる優遇措置があります。