マンションと一戸建ての分譲価格などの違い(静岡県/ミキサー/23歳/女性)

私は静岡県に住む23歳のミキサーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションはひとつの敷地の上に何戸もの住戸を積み上げて建てられているので、土地を有効に活用できるというメリットがあります。その分、土地代が節約できるので購入費用は安くなります。1億円の土地を1世帯で持てば負担は1億円ですが、10世帯で持てば1000万円で済みます。そのため同じ費用負担なら、一戸建てよりも便利で地価が高い地域での購入が可能になります。また集まって住むという、集住のメリットを生かしてさまざまな施設を充実させることもできます。エントランスをオートロックにして、関係者以外の立ち入りを事前にチェックできるシステムを導入したマンションや、エントランスホールにホテル並みのフロントを置いたマンションもあります。


これによって、宅配便の預かりや伝言などのサービスを行えます。共用施設として居住者専用の温水プールやフィットネスクラブを設けているケースもあります。マンションでは月々一定額を管理組合に納めなければなりません。管理費や修繕積立金などです。管理費はエントランスホールや共用廊下、エレベーターで消費する電気代や清掃代、植栽の手入れといった日常業務に使われるお金です。修繕積立金は外壁の補修、塗り替えなど、修繕時にかかる費用を事前に積み立てておくものです。一戸建てでも敷地が狭く、カーポートがとれない場合は、別のところで借りなければなりません。費用がかかる点では同じですが、一戸建ては自分の懐具合と相談しながら、支出の時期や金額を決められます。