私は秋田県に住む34歳のネイルアーティストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは構造に耐震や免震などを取り入れたものが多く、優れた地震対策が行われています。しかし、それだからこそ必要となる対策があります。東北大震災では高層階での長期的な揺れによる被害も多く出ました。食器などが多く割れ、それによってケガをしてしまった人が多くいるのです。構造上、高層階は大きく揺れるようになっています。建物自体の損壊を防いでくれる効果がありますが、その揺れから守るための対策が必要になります。家具の扉などは揺れで開かないように工夫しなければ食器が飛び出してくる恐れがあります。また扉自体が当たってケガにつながることもあります。家具などが倒れないようにすることはもちろんのこと、その中身についても配慮が必要なります。
また、移動手段であるエレベーターが止まってしまう可能性もあります。場合によっては閉じ込められてしまっている人がいる可能性もあります。揺れが落ち着いたら確認を行うことが必要です。マンション内には多くの住人がいます。お互いに助け合うこと、つまり共助が重要になります。そのことで被害を少なくすることも出来ます。日頃からマンション内の防災対策や住人のことに関心を持つことが大切です。1週間分以上の食糧の備蓄や家具・食器などの対策をまず行い、それが整ったらマンションで行っている対策の確認、そして周辺住民との連携です。マンションで行う防災訓練などにも積極的に参加するようにし、いざという時に迅速な行動がとれるようにしておきましょう。