マンションでは間取り図をチェックする(千葉県/ディーラー/60歳/男性)

僕は千葉県に住む60歳のディーラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際に把握しておきたいのは、周辺の環境や遮音性、間取りなどです。周辺の環境では、近くに食料を調達できるスーパーや商店街があるか、交通の便が良いかなどを確認します。好条件であるにもかかわらず、物件価格が格安に感じられる場合は注意が必要です。交通の便が良くて生活がしやすそうでも、治安が悪いというマイナス面があるかもしれません。気になる物件には何度か足を運んで、その度に周辺の環境をチェックすると良いです。次に重要になるのが、遮音性です。上下階の住民を配慮して生活することになるので、注意すべき点があります。ピアノなどの楽器が問題になるほか、育ち盛りのお子さんの足音で苦情がくる場合もあります。物件見学では生活音もチェックすべきです。


間取りも住みやすさが決まる重要な点です。まず、場所が道路に面しているかなどの立地は、周辺の環境で確認しておきます。その上で、通気性やバルコニーの位置を確認します。大通りに面していると、音を遮断する為に窓を減らして、通気性が悪くなっている可能性があります。道路を避けた方向に洗濯物を干せるバルコニーがある場合、方位を確認して日光が十分に当たるかを考慮しておきます。方位を確認するのに便利なのが間取り図です。間取り図では、DKやLDKなどの文字で部屋のつくりを表しています。LがリビングでDがダイニング、Kがキッチンという意味です。家族で住む場合は壁で仕切られて通り抜けのできない、プライベートな空間があるか確認をします。