マンションでの共用部分の使い方(佐賀県/将校/61歳/女性)

私は佐賀県に住む61歳の将校です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションに住むにあたって、周りの住民の方と気持ちよく暮らすためにも気をつけなければらないことがあります。マンションの一室を購入したとしても使用できる部分すべてが個人の所有物ではないということです。マンションは主に専有部分(購入した部屋など)と共用部分(外廊下やエレベーターやエントランスホールなど)に分かれていて、明確な区分はマンションの管理規約に記されています。専有部分は個々人が自由に使うことができますが、共用部分はマンションに居住する人全員のものなので個人が何をしても良いというわけではありません。では、どのようなことは共用部分ですることができて、どのようなことはしてはいけないのでしょうか。


廊下や階段エレベーターは場所を移動する手段として使用することは、回数の限度なく使用が可能です。しかし、「自転車をエレベーターに乗せてはいけない」や「屋上の立ち入りには申請書が必要」など、使用目的によっては制限がある場合もあります。また、共用部分である外廊下に個人の所有物である傘や荷物を置くことはできません。これは、ただ外廊下が個々人の所有物ではないからという理由だけではありません。外廊下は非常時の避難通路としても使用するため、個々人の所有物が避難の妨げとなり人命に影響する可能性があるためです。一人ひとりが気持ちよく安全に暮らすためにも、共用部分は皆が決まりに従って使用していかなければなりません。