マンションですべき自助・共助の地震対策(大阪府/芸能リポーター/63歳/女性)

私は大阪府に住む63歳の芸能リポーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


災害が起こった場合、そこで安全を確保するためには「自助」「共助」「公助」が必要であるといわれています。地震が起こった後は、混乱やインフラの損傷などで、国や自治体などからの公助はすぐに期待できない場合も多いです。そこで大切になってくるのが自助、共助となります。自分の身は自分で守るという言葉がありますが、まさに平時からの備えが自らを助けることにつながるのです。マンションを購入した場合、建物の地震対策だけで安心しがちですが、地震が起こった場合は普段では想像できない不便さも出てきます。一番困るのは、停電ですね。マンションの場合、電動ポンプで行っている給水やエレベーターなどがストップすることになります。


これらの対策としては、飲料水、食料の備蓄、また風呂をため置きしておけば、トイレなどの生活用水としても使えます。非常用階段の位置を確認し、避難経路を確認しておくことも大切ですね。家具などは倒れないように固定しておくことはもちろん、避難がしやすい配置にしておくことも大切です。非常持ち出し袋を準備し、避難する際はブレーカーを落として、通電火災を防ぎましょう。これらは自助で、各家庭で行っておくべきものです。共助としては、マンション全体として必要品の備蓄をしておく、避難訓練を定期的に行うなどです。こうした対策をする際は、管理会社からサポート、提案を受けることもできますので、管理組合が中心となってよく話し合っておきましょう。