マンションが値引き販売される場合とは。(三重県/経営コンサルタント/33歳/女性)

私は三重県に住む33歳の経営コンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する時には、良い物件をできるだけ安く手に入れることにこしたことはありません。中古の物件や訳あり物件などの場合には安く手に入れることも可能ですが、良い物件を手に入れたいのであれば安ければいいというわけにもいきません。そこで新築マンションなど良い物件をできるだけ安く手に入れるには、どのような点に着目すればよいのでしょうか。たとえば新築の場合は新年度を迎える前に完成させようとする物件が多く、1月から3月の間が竣工ラッシュとなります。そしてこの時期に販売する物件の多くは以前に完成した在庫品ですので、俗にいう在庫一掃セールの時期になっているのです。ということはこの時期に新築マンションを購入すれば、いくらかは値引きをしてもらえる可能性も高くなります。


また建築物が竣工して売れ残りがあるケースの場合には、ほとんどの不動産業者が本体にモデルルームを設けて販売活動を行っています。モデルルームはショールームとしての役目を果たしますが、同時に商品としても販売されているのです。そしてモデルルームには多くの人が出入りしてあちこちのドアを開け閉めしていきますので、いわば手あかのついた物件として当然値引きの対象になります。それでは新築マンションの値引き額とはどのくらいなのでしょうか。それは不動産業者によって変わってきますが、数百万単位であることには違いありません。さらに竣工から半年以上経過している物件の場合、もしくは年数が経てば経つほど新築でもさらに値引きしてもらえる可能性がでてきます。マンションをできるだけ安く購入するコツは、時期とタイミングを見極め相手業者とうまく交渉することに尽きます。