マンションがこの先どのくらい劣化しないか?なんて質問はナンセンス(岩手県/為替ディーラー/23歳/男性)

僕は岩手県に住む23歳の為替ディーラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションがこの先どのくらい劣化せずに持つのかと言うことは、住んでいる中でとても大切なことになってきます。このどれくらい持つのかと言うことを耐用年数といいますが、この年数に関してはすべての建物に同じ数字が当てはまると言うことではありません。それは維持や管理の仕方、どのような場所に建っているかによって、耐用年数が変わってくるからです。しかし建物が長く持つと言うことは劣化しにくいと言うことになるので、この点について注意してみていくようにします。マンションは鉄筋コンクリートでできていますが、この鉄筋コンクリートも年数が経過すれば劣化してきます。この劣化はどのような現象のことを言うのかというと、次のようなものになります。


鉄筋コンクリートの劣化に関しては、コンクリートの中にある鉄筋がさびるということから始まっていきます。従って劣化を防ぐためには、この鉄筋がさびないようにすることが大切です。これを防ぐために鉄筋を守るようにコンクリートで周りを覆っているのです。しかしこのコンクリートも永久的に劣化しないと言うことではありません。時間が経過することによって収縮が起こるようになっています。この収縮が大きくなってしまうとひびが入ってきます。そしてこのひびがだんだんと大きくなって、そこから雨水などが入り込んでくることによって、中にある鉄筋部分がさびると言うことになってしまうのです。このセメントを作るときに、水の割合が大きいものはひびが入りやすくなっています。最近ではこのようなことになりにくいように建築が行われています。