ペットが飼える賃貸不動産物件の厳しい会則(茨城県/インテリアコーディネーター/69歳/女性)

私は茨城県に住む69歳のインテリアコーディネーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


最近は、ペットが飼える賃貸不動産物件の数が多くなってきました。都心にあるマンションでも、大型犬を連れた人がエレベーターから降りてくる光景を目にすることがあります。一見、賃貸物件でペットを飼養することに寛容になったように見えますが、ペットとの居住は、規則尽くめなのも事実です。公共住宅でも民間のマンションにおいても自治会が存在します。ペットの飼養は、最終的には自治会の許可が必要になってきます。そして、許可を得た人は、自治会の会則に従って、ペットの飼養をしなければならないのです。ペット可の物件の自治会則には、ペットを飼う人に課せられる規則があります。この規則に適合したペットの飼い方をしてなければ、退去を求められかねない厳しい内容も含まれます。


多くの人が暮らす集合住宅では、当然ながら動物の嫌いな人も大勢住んでいます。ペットを飼う人は、そのような人たちに配慮しながら生活する必要があります。公共部分を汚さないようにすることは勿論、鳴き声や臭い等の問題も気を付けなければならないのです。持ち家でペットを飼うのとは違って、窮屈な思いをすることにもなりますが、動物が好きな人も嫌いな人も気持ちよく生活できるように、規則は定められています。規則を守れない人は、飼い主責任を果たしていないと判断され、自治会からの警告、時には退去勧告を受けるケースもあります。自身のペットによって他人の生活を乱すことがないようにすることは、飼い主の最低限の努めと言えます。