私は滋賀県に住む41歳のマニピュレーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
デザイナーズマンションの一般的なイメージは、コンクリート打ちっ放し、目立つ外観、らせん階段、高額など、挙げればきりがないのですが、本来はデザイン性と快適性を高次元で両立させた物件を指しているのです。確かに多くの方が受けるそのような派手なイメージの、営利性が強い物件も存在はしています。マンションは日常生活の場ですから、見かけよりも快適性が重要です。実際の生活あってのデザインなのです。最近の物件ならば、その快適性や実用性も申し分のない物件が十分に見つかると思います。ひょっとすると、デザイナーズマンションに負のイメージを抱かれている方は、この言葉が使われ始めた1997年ころにメディアが採り上げていた物件の印象が強く残ってしまっているのかも知れません。
またデザイナーズマンションには確たる定義がないことも、それを助長してしまっているかも知れません。端的に言えば、どんな物件でもディベロッパーはデザイナーズ物件として宣伝することが可能な訳ですから。それからおよそ20年の時を経て、イメージも随分と確立されてきました。デザイナーズマンションは居住者に機能的、かつ装飾性に優れた上質な空間を提供する物件です。販売価格についても著名な建築家が設計を行っているのであれば、それなりに高くなるのは言わずもがなですが、それでも一般の物件に比べて極端に高額であるケースは少なくなっています。一般物件の販売価格に少し上乗せされた程度の金額が多いのが現状ですから、経済的理由で選択肢から外す必要はなくなってきました。